【完】君しかいらない










「……陽斗、ココに…書くか?」



「うん」



「お前が先に書いていいぞ」



「やった!兄ちゃんは、優しーな」



俺は、兄貴と見つけた秘密基地で…落書きをしていた。



親に叱られた日、兄貴と比べられた日……



そんな日は、いつも決まって兄貴は俺を家から連れだした。