【完】君しかいらない

「おい……お前ら……」



「わざわざ上山さんが出てくる場面でもないし?俺らがお前にそんときの借りを返してやるよっ!!」



――ガッ!!



男のひとりが持っていた棒を思いっきり振り回してきた。



咄嗟に受けとめたものの、素手に角材の感触を感じつつ、そのまま自分の手が腹にめり込んだ。


うっ……マジかよ。


軽くよろけてなんとか立て直すけど、男たちは容赦なく俺に向かってきた。


武器持つとか、卑怯だろ?


そっちがその気なら……。