【完】君しかいらない

奏太くんの未来が明るいっていうより……



奏太くんのおかげで、あたしの未来が開けたようなもの。



ずっと暗くて狭い道を歩んできたはずのあたしが……



奏太くんに導かれて、前を向いて歩くことができるようになった。




ホントに……ありがとう。








「また、連絡する。ダチに誘われてるから、もしかしたらそっち泊まってくかも」



「え……」



そっか、奏太くんって友達が多いもんね。



こんな時間から遊びに行って、そのまま泊まったりすることもあるんだ……。



少~しだけ、複雑な気持ち。



だけど男の子だし…そういうのって、あたしが止めるわけにもいかないよね。