【完】君しかいらない

「俺…なんか、スイッチ入れちゃった?もしかして…照れてる?」



奏太くんには、全部お見通しで。



あたしの顔の赤いわけなんて、すぐにバレてる。



「う……ん。なんか、そーみたい。顔が熱い…」



俯いたまま、自分のホッペを軽くペチペチと叩く。



「いいね~。もっと俺のこと、意識していいよ。ホラ、コッチ向いて」



奏太くんは悪魔だ……。



あたしが照れてるってわかってて、こんなことするんだもん……。