【完】君しかいらない

「お前…またそっちまで行ったんだ?

安心しろって。今ちょうど実家にいるし」


しかも明日は司と約束してるしな。


できるだけ遅く帰るようにすれば、それでいいか。


「マジで?そっか…」


「小中…大丈夫そーか?」


「ああ…とりあえず。俺、俊さんから連絡もらってさ。

愛梨ちゃんが元気ないって…」


奏太は、小中の彼氏と友達がデキてたってとこまで知ってんのか?


俺がそこまで知ってるとか、


奏太がもし知らないなら、余計なこと言わねぇほうがいいよな。








「…奏太、自信持てって。小中をずっと支えてきたのはお前だろ?

頭弱くてニブいアイツだって…そんぐらいのこと、わかってるだろ」


「ハハッ、陽斗は言うよなぁ~。頭弱いとか、俺の愛梨ちゃんに直接言うなよ!?」


「自分でも気づいてるから、いーんじゃねぇの?」