【完】君しかいらない

「なぁ~、俺とトモダチになんない?」


「え?」


「ヤダ?」


男の子は、首を傾げてあたしを見てる。


「う、ううん。いいよ?」


金髪のお友達ができたって知ったら、あっくん驚きそーだな。






「じゃー、お近づきのシルシに、ハグさせて?」


「……って、なんでそーなるのっ!?」


「ハグぐらいいーじゃん別に。減るもんじゃなし。な?」


ニコニコして、あたしの前で両手を広げる彼。


いきなりそんなこと言われても、困っちゃうよ……。