【完】君しかいらない

あっくんと付き合ってから、デートらしいデートもしなかった。



ホントはこんな風にして、遊園地にも来たかった。



そして、ふたりで観覧車に乗るんだ…って、思ってたことを、



ふと、思いだしたから……。











もう……あっくんのことを忘れたいし、



気持ちを切り替えていかなきゃ、って思うんだけど、



なにかある度に、顔に出てしまいそうになる。



あたしが……



いつまでも落ち込んでたら、



奏太くんにも悪いよね。



せっかくこんなところまで、あたしをなぐさめに来てくれたのに。