【完】君しかいらない

「あ~、その話出す!?もう別れたし…それに……」



「それに?」



「最近は、他の子と全然遊んでねぇから……見ててわかんねぇ?」



「えっ…そーなの?どうだっけ……」



なんか、初日にインパクトがありすぎただけに、奏太くんはチャラいっていうイメージしか頭にない。



「あーーーっ……もぉ……」



奏太くんは、またベンチにゴロリと横たわる。



…あれっ、どうしちゃったの?



もしかして、また気分悪くなっちゃった!?






さっきと同じように、奏太くんはベンチに仰向けになったまま、自分の顔に手をあてがい黙りこんでしまう。



…うわぁ、やっぱり気分が悪いんだ。



あたしが変な相談なんかしてるから……



奏太くん、かなり無理してたんだね。