【完】君しかいらない

「…大丈夫?奏太くん……」



「おー…ヘーキ、ヘーキ……ちょっと横になってていい?」



「うん…あたし、飲み物買ってくるね」



遊園地のベンチに横たわってる奏太くんを残し、あたしは自販機へと走った。



…奏太くん、酔っちゃったみたい。



……もしかして、遊園地が久しぶりっていうのは……



苦手だったのかな……。



そうだとしたら…



悪いことしちゃったな。








自販機でお茶を買い、奏太くんのところへ戻った。



奏太くんは仰向けになって、顔を手で覆ってる。



口を大きく開けて、スーハーと深呼吸をしていた。