【完】君しかいらない

「うん……いるよ」


あたしはあっくんを思いだしながら、小さい声で呟いた。


会いたいなぁ……。


「そっか。……優しい?」


「うん、優しいよ」


「どんなヤツ?」


「えっ?えーとね……明るくて、爽やかで、友達多くて、部活に一生懸命で……」


「ふーん」


「あっ、これってただのノロケだよね……。あたしって、最悪」


「いいんじゃないの?そっか、完璧な男なんだ?」


金髪の男の子は、フフッと笑いあたしを見る。