♪~♪~



「蓮さん、携帯鳴ってま~す。」

「あっ!!誰からですか?」

「鳴瀬…さん?」

「シカトでお願いします。」



鳴瀬のヤローややこしい電話よこすんじゃねぇよ!!



撮影所にいるクルー達は俺を笑いモノにしてる。



まぁいい。



この場が少し和んだから。



「蓮、次は座ってくんねぇか?」

「はい♪」



俺は撮影続行



♪~♪~



「蓮さん、次は本命みたいですよ♪」

「ちょっとストップで!!投げてください!!」



俺は撮影を中断して亜香里からの電話にでた。



「蓮司…。」

「どうだった!?」



悲しい声…。



落ちた?



「受かった…。」

「マジか!?すげぇ!!やったな♪」

「よかったぁ…。」

「話は後だ。俺は撮影に戻るんで。じゃあ。」



やった!!



亜香里が大学に受かった!!