『TENDO』



多分ココ…。



ビィーっと鳴るインターホンを鳴らし、門が開いて中に入った。



「蓮司♪いらっしゃい!!」

「ババァは相変わらずみてぇだな…。オヤジは?」

「ババァって言わないでって言ってるでしょ!?まぁ君は裏庭で乾布摩擦でもしてるわよ。」



乾布摩擦って…。



まぁそれは気にしないで、中に入ってババァにコーヒーを入れてもらった。



「まさか蓮司がこっちで仕事するとは思わなかったわ♪」

「俺も思わなかった。それよりババァ、凛が大学行くから、学費ヨロシクだと。」

「凛が大学!?まさか渉君と同じとこ??」

「らしい。」



ババァは凛が進路を決めた事に大喜びしてた。



しばらくしてからオヤジが上半身裸で登場…。



マッチョだな…。



「蓮司来てたのか!!」

「おぅ、亜香里と渉は勉強に励んでるから安心しろ。それよりオヤジ、俺さ…。」



俺は秘密の計画をオヤジに話した。