披露宴では、本当に知らない人達に祝われ、愛想を振り撒いた。



感動するところなんか1つもなくて、あたしは蓮司を怒ってばかりだった。



でも、入場曲とかを全部、あたしの大好きなYURAの曲にしたのがよかったかな♪



「二次会行くぞ~♪」



既に出来上がってる蓮司は、渉君の車に乗って、貸し切りにしてあるダイニングバーに行った。



「あかりんかなりキレイだった!!」

「嵐君もそろそろ1流になったら?そしたらゆうにもドレス着せてあげられるんじゃない?」

「あかりんまでそんな事言う…。」



あたしはゆうと嵐君の車で向かう。



今からは仲良しの人達と、蓮司の仕事仲間がいる二次会に行きます!!



それにしても結婚式って疲れるなぁ…。



「ゆう、着いたら起こして…。」

「はぁい♪」



あたしはしばし夢の世界へ…。