【蓮司】



俺が考えた最高の復讐。



亜香里が一生俺のそばから逃げられない。



それが俺の復讐だ。



それにしても亜香里が返事をしないから俺は頭を上げられない。



俺が亜香里になんて頭を下げるのは今日が最初で最後。



いつまで待たせる気だよ!!



「うぅ~…。」



痺れを切らして頭をあげたら泣いてた。



そんな亜香里をギュッと抱きしめた。



「返事くんねぇとここでヤっちゃうよ?」

「だめ…。」

「じゃあ返事。」

「はい…。」



亜香里は潤んだ瞳をこっちに向けた。



カワイイな。



一生守ってやりてぇ。



「結婚、するよな?」

「ヨロシクお願いします。」

「ずっと俺様について来い。」

「うん。」



それから亜香里と甘い甘いキスをした。