俺様彼氏とあたしの未来。

蓮司の身体は誰が見てもキレイだと思う。



程よくついた筋肉と、白過ぎない肌の色。



腹筋は割れるか割れないかくらいの微妙な感じ。



出会った時からこの体型。



蓮司が体型維持をしてるのは努力してるからだ。



痩せたりする事はあるけど、すぐに戻すし。



やっぱり蓮司は影の努力家だ。



「頭洗って。」



右手が使えないから仕方ない。



でも、蓮司の髪を洗ったり乾かしたりすると、蓮司はよく欲情する。



困る…。



「ヤりてぇ。」

「ダメです。」



こうしてお互い裸でお風呂に入るのも慣れてしまった。



あたしと蓮司は歳をとったらしなくなったりするのかな?



それはそれで寂しい。



「いつ治るの?」

「さぁ。このままだと服が着れねぇのがイタイな…。」



鎖骨と肋骨はさほど痛くないみたいだ。



問題は腕。



それさえ治れば蓮司はまた働ける。