あたしが入院セットをしまい終わる頃に凜が帰って行った。
「亜香里、こっち。」
蓮司があたしを呼ぶから、あたしは蓮司の側に寄った。
「ごめんな?」
いつもの蓮司じゃなくて、弱気な蓮司…。
また泣きそう…。
蓮司は左手を延ばしてあたしを引き寄せてキスをした。
すごく優しいキス。
「痛い?」
「いてぇよ。だからナースコール押して…。」
やって来た看護師さんに痛み止めを入れてもらってからも苦痛の表情。
相当痛いんだ…。
「親父が午前中に来て、CMの事話してった。」
「中止?」
「亜香里一人だ。出来るよな?」
えっ!?
あたし一人でなんかやった事ない。
蓮司抜きでなんて出来ないよ…。
「龍真か渉と組ませようかとも思ったけど、あれは俺とお前のだから…。」
そうだね…。
あたし一人でもやれる。
頑張る!!
「亜香里、こっち。」
蓮司があたしを呼ぶから、あたしは蓮司の側に寄った。
「ごめんな?」
いつもの蓮司じゃなくて、弱気な蓮司…。
また泣きそう…。
蓮司は左手を延ばしてあたしを引き寄せてキスをした。
すごく優しいキス。
「痛い?」
「いてぇよ。だからナースコール押して…。」
やって来た看護師さんに痛み止めを入れてもらってからも苦痛の表情。
相当痛いんだ…。
「親父が午前中に来て、CMの事話してった。」
「中止?」
「亜香里一人だ。出来るよな?」
えっ!?
あたし一人でなんかやった事ない。
蓮司抜きでなんて出来ないよ…。
「龍真か渉と組ませようかとも思ったけど、あれは俺とお前のだから…。」
そうだね…。
あたし一人でもやれる。
頑張る!!


