俺様彼氏とあたしの未来。

「もう熱も下がったみたい♪」

「無理し過ぎなんじゃねぇの?」

「そんな事ないよ?」

「亜香里、考え過ぎんな…。2年間全く会えないわけじゃねぇだろ?少しだけ遠くに行くだ。」

「うん…。」

「まだ時間はあるんだから、そんなに思い詰めたら壊れるぞ?」

「うぅぅ…。」



やっぱり…。



「ごめん…。」

「あやまんな。寂しいなら、寂しいって言えよ?」

「蓮司が優しい…。」




へっ!?



「いつもの蓮司じゃないんだもん!!余計意識しちゃうじゃんか…。」

「そうなのか!?悪い…。」

「もうやめる!!考えない!!寝る!!オヤスミ!!」



亜香里は頭から布団を被って隠れた。



「出て来ねぇと旅行いかねぇ。」

「ヤダ!!」



そう言って布団から出てきた亜香里にキスをして、仕事に行くために部屋を出た。