俺様彼氏とあたしの未来。

【亜香里】



蓮司が2年住んでたまぁ君パパのアメリカ住居はお城みたいだった。



蓮司が使ってた部屋にはベッドが2つあって、グレイの私物がちらほら…。



グレイって本当にゲイじゃないよね?



「グレイのベッドで寝る?」

「それはやだな…。」

「じゃあ一緒に寝るぞ♪」



蓮司が寝てたベッドだと思うと訳もなくドキドキした。



指輪とネックレスを外して小さなグラスに入れた蓮司は欠伸をしながらベッドに入った。



「疲れてんの?」

「ん~…。腰揉んで…。」



蓮司の上に乗っかって腰を揉んだ。



凝ってるね…。



「また倒れないでね?」

「そんなに弱くねぇよ。気持ちいいな…。」



ウトウトし始めた蓮司は完全に目を閉じてしまった。



しばらくマッサージしてから蓮司の横に寝ると、蓮司はあたしを無意識に抱きしめてくれた。



幸せだぁ♪