俺様彼氏とあたしの未来。

「ねぇ蓮司。」

「何?」

「どこに向かってるの?」



亜香里が久しぶりに俺に話しかけてきた。



「ちょっと鳴瀬んとこ。」

「仕事!?」

「まぁ。3分で終わるから車でまってろ。」



俺はたぶん素っ気なさ過ぎるくらいの返事を返した。



「蓮司さんって多重人格?」

「は!?ちげぇよ。仕事と使い分けてるだけ。」

「もっと優しい人なのかと思ってた。性格悪いっスね♪」



すげぇ腹立つ。



クソ光汰…。



それから俺は、店に行ってから亜香里と俺の家に行った。



グレイはめんどくさいけどココに会いたがってるから連れてきた。



凛と渉はグレイを相当気に入ったらしくベッタリだ。



「亜香里ってすげぇとこに住んでんだな…。」

「蓮司が誕生日プレゼントで買ってくれたの♪」

「はい!?」



光汰はここが初めてらしい。



かなり安心…。