俺様彼氏とあたしの未来。

「アメリカに戻ったら一緒にお仕事しましょう。」

「是非、機会ががあれば。」

「機会なんて作るものよ♪」



俺はこの女が苦手かもしれない。



でも、モデルとしては一流だと思う…。



「ここはあたしが払うね♪」

「いいから。貸しは作りたくないんで。」



早くホテルに帰りたかった。



この女は危険な感じがする。



日本は今何時だろう…。



その時、俺の携帯が鳴った。



「亜香里!?」

「蓮司って純日本人じゃないんでしょ…。」



何を言い出すんだ!?



「まぁ…。」

「そう…。あっ♪雑誌見た!!」

「マジか♪どうだった!?」

「ヤバイよあれは!!かっこよ過ぎて惚れ直した♪」

「よかった…。」



俺は電話をしながら会計を済ませた。