☆続編☆




~蓮☆side~

蓮です。

クラス表を見たら3組。

4人全員同じクラスになった。

3組だと確認して、教室に向かう。

3組は、なにやら騒いでるみたいだ。

大体、予想はつくな…。

アイツらだろ…。

ガラガラガラ

教室をあける。

蓮「おい!」

案の定、目の前に知らない奴らに囲まれた凛と未来。

海「やめてくれないかな?
俺らの友達に、手出すの。」

海斗、口は笑ってるけど、目は笑ってない。

そりゃそうだろ。

好きな人に知らない人が近寄ってて、嫌になるのは当たり前だろ。

海斗は、未来が好きだ。

俺は…。

俺が好きなのは…。

目の前にいる女。

ショートカットで、いつもうるさいくらい元気な凛。

可愛いんだよ、マジで。

まぁ、とにかく…。

蓮「凛、未来。
大丈夫か?」

海「大丈夫?
なんもされてない?」

未「うん…。」

凛「あたしは大丈夫。
未来がやっぱり…。」

海「あぁ…。
未来、おいで?」

未「うん。」

海斗によしよしと頭を撫でられている未来。

どうやらこれが、未来にとって落ち着くらしい…。

?「へぇ…。
その子、未来ちゃんって言うんだ?
可愛い名前だね。」

?「隆司、早速狙い決めたな?」

隆「おう!
純は?」

純「俺はどうしようかな…。
ショートカットの子かな。」

隆「だろうな。」

俺は嫉妬で、コイツらの言葉の意味なんか、知ろうとしなかった。

蓮「チッ」

凛「舌打ち、よくないよ?」

蓮「うるせぇ。」

あー、もう…。

近付くな。

可愛すぎるんだよ、お前は。