『女から一方的に捨てられたんだよ!オレ男としてどーなんだよ!!なぁッ!
もーあんときゃ~自暴自棄になって浴びるように酒をあおってたんだよな!!』
『キョウ。やけ酒はだめよ…
お酒は楽しく適量をね☆』
『でもあの夜、あの時、あの場所でオレが酒に倒れなきゃオレら出会えてなかったんだな』
そう…
あたしは
たまたまあの夜忘年会が開催されたから
出席した。
普段の会社帰りの通勤路とは全く関係ない
別の通りにあるレストランで。
あたしは食事だけし、
楽しく話で盛り上がり、ある程度の時間になったところで御開きになり解散して
真っ暗な夜道…駐車場の自分の車に向かっていたのだ。
そこで
あなたを見つけた…!
『「誰だ…お前?」オレがオマエに初めて発した言葉だったっけ?』
『そうよ。あんたはあたしにそう聞いてきた…
で、あたしは後でちゃんと言うよ…それより今はあんたの命が大事!病院行くよ!って
そう必死であたしが言うのにあんた言うことを聞かないんだもん!』
『病院を拒否したっていうより戸惑ったんだよ~オマエみてぇな不思議な目をした女がいきなりオレの後ろに座ってんだもんよ
オレみてぇな知らねぇ男をよくコワがらなかったねオマエはマジ変わった女!』
んまぁー!
いいたいほうだいほざくこの男…
まぁいい!
命が助かってよかった!
あたしは本気で…心からそう思え、
『キョウ…』思わず貴方の手を握る。
『今度はオレがオマエを守る番だからな…』
ドキッとした…!
またうつ向いた私に貴方は…
『…襲うぞ…オマエ』



