誠の花

方向音痴な(自覚なしな)杏は
また、迷ったのだ.....

しかも自覚なしだからどこへでも
行こうとする





『こっちかな~~~~?』


杏はすでに涙目だ



「ここで何をしている?」




『誰?』




「杏か?
 斉藤だ」




『一君?
 ホントに一君?』



「本当だ
 あんたは、こんなところで何をしている?」




『道場に行って稽古しようと
 思ったんだけど.....』




「.........俺が案内しよう」




『いいの?
 ありがと』