「どんな風に…?」 「とにかく才色兼備。実家の力も強くて、あらゆる御曹司たちが、こぞって狙ってるとか」 ここまで言うと、美加はとにかく楽しそうだ。 「いいわよねぇ。私も御曹司に狙われたい」 「う、うん。あたしも…」 ていうか、何であたしより、美加の方が詳しいわけ? 彰斗の側にいるのは、あたしなのに…。 「その社長令嬢を、うちの社長がゲットしたもんだから、超話題になってるのよ」 あっ、そう。 そんなに話題になってるの? それなのに、“お互い、婚約する気はない”? ふざけるなっての!