「社長室?」 「ええ。至急で必要な資料なんですって」 A4サイズの茶封筒を渡される。 何が入ってるんだろ? やけに軽くない? 「ええ~。いいなぁ、由依奈ばっかり。課長、私じゃダメですか?」 「小川さんはダメ!あなたのその、よこしまな考えが見抜かれてるのよ」 課長にズバリと指摘され、美加は口を尖らせた。 よこしまか…。 それなら、あたしの方が相当あるけど。 ううん。違う。 あたしと、“彰斗”がだ。