Line(第2章まで公開)

「葉山と一緒の実行委員とか、めっちゃいいやん!」
帰りのホームルーム中、後ろの席の夏子が話しかけてきた。
「葉山?…あぁ、あの子?」
“めっちゃいいやん”と言われても、別にカッコイイわけでもないし。
舞は、賑やかに騒いでいる彼をチラッと横目で見る。
「あぁ見えても、2小では人気あったんやで! おもろいし、可愛い系やろ」
両腕を机の上に置いて…身を乗り出す彼女は、舞の耳にささやいた。
「‥ふぅーん」
…可愛いって言うか、背が小さいだけやん。