Line(第2章まで公開)

─文化祭当日。
作業は順調に進み、無事に当日を迎えることができた。
クラスでは、1つの噂が広がっている。
「勇心と塚本さん、お似合いやなぁ」
実行委員として働く2人を眺め、夏子は白々しく呟いた。
「…なっちゃんまで言わんといてよ」
背の低い彼と同じ背丈の塚本さんは、誰が見てもお似合いのカップル。
“付き合っているのかな?”と、感じてしまうほど。
「…はぁあ」
…見たくない。舞は2人から目を背けた。