「じゃあ“文化祭の実行委員”男女1名ずつ…って、言う前から手を挙げるなよ、葉山」 2学期が始まると、校内はもう文化祭の話で持ちきりになっている。 宿泊訓練以来…派手なイベントがなかっただけに、勇心は「待ってました」と言わんばかりにピンと片手を挙げていた。 「俺、やりますっ!!」 ムードメーカーの彼に、反対の意見を出す人はいなかった。 「じゃあ、葉山で決まりやな。次、女子はぁ…」 黒板に勇心の名を書き込み、担任は話を進めようとした。 「はい!