彼は、机にもたれかかり‥舞に笑いかけた。
…はぁ?
何こいつ、おちょくってんの!?
彼の言葉に、舞はムッとした。
「何がラッキーなん?」
そう言って、彼をにらみつける。
「え、知らんやつばっかやと…新しいツレめっちゃ増えるやん。違うクラスの子やと、なかなか接点ないし」
からかってるのか、それとも素で言っているのか?
どちらかはわからないが、その時の彼の言葉は…あまりにもプラス思考すぎて、舞はあぜんとした。
「そっか…」