「そう…かなぁ?」
茶色の髪に…細い眉。
そして、慣れない化粧。
“変わりたい”と思ったが、変わりすぎたような気がする。
「…葉山勇心のことがキッカケなんやろ?」
突然、由美が真剣な表情で問いかけきた。
「…え?」
急な質問に、舞は戸惑った。
振り返ると、3人は優しい顔で微笑んでいる。
「…あたしら、応援してるから。頑張れっ」
そう言って、幸子は舞の肩をポンポンとなでた。