私だって、女の子なのに!!!



「それじゃあ篠原さん、あなたにはペナルティーとして、寮母になってもらいます。
良いわね?」


「……………。」


「良いわね?」


「……………はい。」


目の前に“クビ”という二文字がちらつき、やむなく首を小さく縦に振った。



「じゃあよろしくね。
期待してるわよ。」




そう言って社長は機嫌よく休憩室を出て行った。