「はぁー…」




ため息からごめんなさい。
私が、この物語の主人公『篠原アキ』。



トイレの鏡に映る自分の顔を見て、なんだか急に悲しくなってきちゃったの…。

疲れきってゲッソリした頬、目元にくっきりと目立つクマ。


可愛いヒロインをお望みの皆様、大変申し訳ありません。

って、なんか初っ端から謝ってばっかりだな…。