チャーリーをも沈黙させ、勝ち誇ったようにサタデーナイトフィーバーのポーズをとる鈴木さん。

「これで勝負はワタクシの勝ちです。残念ながら生徒の皆さんは、ワタクシの素顔を見る事は…」

言いかけたその時。

「隙ありっ!」

勝利の余韻に浸っていた鈴木さんに、七星が横っ飛びのタックルを敢行!

「へぶっ!」

ゴキン!と鈴木さんの腰骨が鈍い音を立てた。

そのまま縺れ合って、教壇の向こう側に転倒する鈴木さんと七星。

その拍子に。

「!!!!!」

段ボール箱がとれ、七星のみが鈴木さんの素顔を間近で目の当たりにする。