砂時計



変に病室は静かになってしまった。


私はこの空気をなんとかする。


「あはは~。
バカだよね~。

何か飲み物買ってこようかなぁ。」

あからさま不自然だ。

私は立ち上がり、
飲み物を買いに行こうとした。


その時....。


強く腕をつかまれた。


私はよろめきながら 振り返る。


そこには、今にも泣きそうな弘樹....。