砂時計




「あぁ!!絵里香ちゃん~。

久しぶりだね。

また会えてうれしい~。」


聞き覚えのある甲高い声。



「えっと...麻矢ちゃんだよね!?

久しぶり。」




って、何でここに麻矢ちゃんがいるの!?



すると、彩菜が私と麻矢ちゃんの間に入ってきた。



「ねぇ。絵里香、この子誰!?」


げっ!!声のトーン低い.....。

これは彩菜が怒っている証拠だ。



「えっ、あ、この子は麻矢ちゃんっていう子で


.....病院で迷子になってた私を助けてくれたの...。」


私はしどろもどろになりながら説明した。