砂時計





「な、なに言ってんの!?


私があいつのこと大切なんて・・・・・



お、思ってるわけ・・・ないじゃん。



だいたい、あいつはただの幼馴染だし。」





駄目だ。私、あからさま動揺してる。




「・・・・・・・・。

俺は、絵里香を一番におもっているのに

お前は、絵里香は誰を一番におもっているんだ・・・・」






彼のストレートな言葉が


胸に刺さる。




わからない。



わからない。



誰を一番におもってるかなんて・・・・