柳原くんの姿が見えなくなったとき、急に身体の力が抜けて 涙が溢れてきた。 「…なあ、大丈夫かよ??」 「…!!////」 慌ててお腹に回っていた 腕をふりほどいた。 …あれ?? この人って そこにいたのは、この間 屋上で会った人だった。