――――――――― ―――――― 芽衣のことが頭から離れなかった。 あの後、何をしていたか 拓真にしつこく聞かれたけど、いちいち答えるのがめんどい から全部無視してやった。 何であの時、芽衣を引き止めていたのか、なんとなくわかってた。 俺は、あの時から芽衣が 気になっていたんだ…―