誰にも会いたくなくて、 立ち入り禁止の屋上まで 来た。 呼吸が整ってくると、 涙が込み上げてきて 声を出して泣いた。 昔から我慢してきたことを 吐き出すように…――― あたしに話しかけてくる人は みんなあたしのお姉ちゃんが 目当てで、 あたしのことを ちゃんと見てくれる友達は いなかった。 家でもたった3つしか離れていないのに、いつもお姉ちゃんだけ特別扱い。 でも、お姉ちゃんはいつもあたしに優しくて 嫌いになんかなれなかった。 ずっと、あたしを見てくれる人がほしかったんだよ…