驚く声が複数いる。 次に羽兎の視界に飛び込んで来たのは、霞と焔美だった。 「ホントだ!ワトちゃんが起きてる!」 「大丈夫ッスか?」 霞に尋ねられるも、状況が分からず首をかしげる。 すると、彼は困ったように笑いながら説明を始めた。 「ここは病院ッス。ずっと意識が無かったんスよ。後少し発見が遅かったら、ワトコ確実に死んでましたよ」 「そうですか……」 状況を把握した羽兎は、体を起こそうとした。 それを慌てて霞が支える。