「あ”ぁ何言ってんだ
緑色がないやろ」


「あるよ
ほら」



そう言って指輪を見せた




3人は顔色を変えた



「ま、ぢかよ」


「お願いです
見逃してください」

「あんた
族どこ?」


「死炎ーシエンーです」


「まぁ
今日は見逃してあげる」


そう言ったら逃げるように走ってった


「大丈夫?」


私はヤられた男の子に問いかけた


「大丈夫、です」



「あんた
家出?」


「コクン」


「行く家ないんでしょ」



「コクン」