キミが恋した時。


「…楓と…?」
「あぁ。もちろん、榊原チャンもかわった。さらに可愛くなってる。けど、だ。」

 理月は俺を指さし、言う。

「人に知られるのを嫌がっていたSFもの映画を一緒に見に行ったり、」
「う…。」
 楓だったらいいかなー、と。
「すぐに家に上げてヤってたのにシてないし。」
「いやぁ…。」
 なんか、手だしたらいけない気がして。


「とうとう、落ちたか。」


 ………。

 俺は理月を睨む。
「そろそろ、生身の女好きになったらどうだ?」

「…俺が2次元にしか興味ない、みたいな言い方やめてくれ。」
「あぁ、悪い。違う意味で生身じゃない女だな。」

「…やめてくれ。」

 俺は――――…