和咲男子高等学園






それからね……。



「璃穂さん!これどうします?」



「あー、じゃあそこ置いといて!」




……と言うように。


私の出る幕がなくなる位、萌華ちゃんは完璧だった。


私はと言うと。


いつものように、洗濯室にいた。



完璧すぎる萌華ちゃんを見てると何だか気分が落ちていく。




「はぁ……」



最後の一週間なのに。
私はまるでお邪魔虫……。



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