え。 遠慮しないって。 コイツ、葉南が好きなのか? 「木春……おまっ……」 「奏には負けないから。じゃっ」 と、右手を挙げて去ってった。 俺は唇を噛み締める。 木春が?葉南を? その前に、 俺が葉南が好きだって気付いてたのか、アイツ…。 「やべぇな。俺……。」 あー! こんなんなら、小学生ん時 葉南に告っとけば良かった…。 .