「まな板、落ち着いて!!」
「刹那、てめっ!!どこ見て言ってんだぁぁあ!!!?」
「どこって、胸ぇ?」
「なっ!?」
「だって本当のことじゃん?」
可哀想な目で見つめんのやめろ!!
確かに胸はないけども!!
「でも、Aじゃない!!」
「えー、うっそだぁ」
「嘘じゃない!!なんなら見る!?」
「うん、見るぅ」
あたしはシャツに手をかけた
その手を晃に押さえられる
「…だめだ。落ち着け真南、早まるな」
「離して晃!!あたしの気が収まらない!!」
「真南っ、それはダメだ!!止めてくれ!!」
「伊月…」
ぎゅうっと伊月に抱きしめられる
強く強く、まるであたしを離さないとでも言うように
「っ、頼むから…」
「…わかった」
私は伊月から体を離そうと後ろに動いた
……あ、あれ?
「い、伊月?」
「…ちゃ、ちゃんと服着てるかっ?」
「あのー」
「大丈夫!!俺はなんも見てねぇ!!」
ペチペチと伊月の腕を叩く
あれ、離れない
マジでコイツあたしを離さないつもりだ!!
「伊月、大丈夫だから。はなし…」
「見てない!!」
「いや、だからはな」
「見てないから!!」
ダメだコイツ
日本語が通じない
…こうなったら!!
力技だ!!!



