「…雄馬」


「ん?雨葉どうしたの?」


「…野菜、やだ」


「そうなの?でも食べないと」




お皿を持って離れたところに座る雄馬に歩み寄る雨葉


…雄馬、避難してたな



まぁ、そんな雨葉は野菜が食べたくないらしい

野菜食べてないのにそんな肌キレイって、凄すぎるでしょ


羨ましいかぎりだわ!






「きゃー!!雨葉くん!!野菜くらいあたしが食べるわよ!!」


「…ほんと?」


「うんうん!食べる食べる!!」


「わー、ありがとう」



夏蓮に向かって微笑む雨葉

さらには「大好き」と言って抱き付く



夏蓮はその行動に鼻血を垂らしている





…よく皿を見れば、野菜がたくさん

小さな山になってる




「…雨葉」



お、雄馬の顔が寂しそう


そんな雄馬に気付いた雨葉は




「雄馬、大好き」


そう言って雄馬に抱き付いた




うわ、雄馬嬉しそう


本当、あの二人は仲良いな




「って雨葉!ダメだろ野菜食わないと!!」




あ、晃があの野菜よそったんだ


夏蓮の持つ野菜を見た後、雨葉を見る




雨葉は雄馬の後ろから顔を出してる


というか、顔がはみ出してる




雄馬小さいもんね






「やだ。野菜、やだ」


「だってさ、晃」


「…雨葉、じゃあお菓子は無しだな」


「…や!」




お菓子に釣られる雨葉って、きっともう高校生にすら見られないよね。





「パフェももう連れて行かないぞ」


「…やぁ!」


「ケーキだって。……食べるか?野菜」


「食べるっ、食べるから!」


「よし、ならちゃんと食べろよ?ほら」


「…ん、」




パフェとかケーキって、甘党すぎるでしょ!


え、めちゃくちゃ可愛い趣味!




鼻を押さえながら食べる雨葉を撫でる晃

見守る雄馬






………お、母さんとお父さん



家族の出来上がり