「ちょっ、それ俺が狙ってたやつ!!」


「はは!!早いもん勝ちだ!!」


「伊月さん、そりゃあないって!!さっき俺のも奪ったじゃんか!!」




健一の狙った唐揚げを伊月が奪った


確かに、さっきもエビフライ食べてたもんね





…幹太の皿の上に乗ってたやつ







「みんなとりあえず落ち着け。な?」


「晃さん!!それ俺も食べようと…!!」


「あぁ、やるよ。はい」


「晃さん大好き!!伊月さんとは違う!!」


「お、おう」





晃がそんなみんなをなだめる



さすが龍神のお兄さん!!


やることが大人っ

てかもうスマートな紳士!!



幹太にエビフライをあげている

幹太エビフライ好きだなおい





「お、おい!!これ、やるよ!!俺も優しいからな!!」


「食いかけはいらねぇよ!!」


「俺のいるか?」


「愛斗、いいのか!?」


「おう。なんたって今日の俺はカッコイいからな!!」





伊月はそんな健一に唐揚げを渡す


しかも食べかけ



そりゃあ要らないよね

あたしも流石にいらないもん




そんな健一に愛斗は唐揚げを渡した





愛斗のナルシスト発言に少し間をあけて、健一は聞こえなかったフリをして食べ始める


うん、いい選択だ





「いっただっきまーす」


「俺のカッコイい所上げてみよう。まず切れ長の大きい瞳と高い鼻。そして形のいい唇。整った眉、スベスベな頬。白い肌。どれもが最高だ。あぁ、今日の俺がカッコイいんじゃなくていつもの俺がカッコイいのか…あぁ、俺ってつくづく罪な男だ」


「…愛斗、誰も聞いてないぞ」





愛斗はそんな健一を気にせずに熱く自分のことを語っていた




喋らなかったらホントにイケメンなんだよなぁ

あぁ、勿体無い




健一やみんなが愛斗を無視するなか、晃は無視出来なかったのか愛斗に誰も聞いてないことを教えてあげてた





愛斗は晃の言葉に「嫉妬か。男の嫉妬はよくないぞ!!」と笑ってた





…うぜぇ


健一はそんな顔で愛斗を見ていて、晃は引きつった笑みを浮かべていた





他のみんなは綺麗にスルー


しかも、愛斗の皿に乗ってる食べ物をみんなが取っていることに、自分に酔いしれてる愛斗はまったく気付いていない





…エビフライもーらおっと