ブランコの鎖が軋み、音を奏でた
ギシリ、
「雨葉に条件付きで、仲間になることを許したよ」
「…そうか」
「もし、雨葉になんかしたら即ぶっ潰すから」
「…(こえー)」
てかもうぶっ潰したいんだけどね
雨葉の頼みならしょうがない
とことん雨葉のお願いに弱いなー、俺
「そういやなんでゆっくり倒したいって言ったんだ?」
「仲間になってから倒したいとも言ってたよな?」
「そりゃあ、内側からゆっくり倒したてやりたいじゃん。それにいつ倒されるかわかんない恐怖に怯える顔とか歪める顔も見たかったしな。うーん、それとゆっくり倒した方が苦しむ顔見れるしね。アイツらには最後は土下座してもらわなくちゃ。うん、そうだそれがいい。ふふふ、それ考えたらすごい楽しみになってきたね」
「俺は全然楽しくねぇよ。」
あれ、楽しみじゃないのかな
俺はすごいワクワクしてるのに



