学園祭が終わって現在帰宅中
面倒くさいのがやっと終わった、と一安心している最中に突然携帯が鳴り始めた

『ﾁｯ…こんな時に誰だよ…』

嫌々ながらもｽﾞﾎﾞﾝのﾎﾟｹｯﾄから携帯を取り出す
画面を開くなり目にした文字は
"早江島琉華"

『だりｨ…
何でよりによってｽﾌｨｱの総長からだよ
無視できねぇじゃねーか…』

仕方なく俺は通話ﾎﾞﾀﾝを押す

『もしもし…』

琉｢あっ、出た！｣

『……』

琉｢ちょお、何か喋ってよ！｣

『…用件が無いなら切る』

琉｢あんた機嫌悪すぎ！
しかも、用件なら山程！…では無いけど重要な用件があるんや！｣

『重要な用件？
内容によってはすぐに行動に起こさねぇとなんねぇから早く言え』

琉｢そんなに急かすなって♪｣

『いいから早く言え』

琉｢器の小さい男や…｣

『あﾞぁ!?今なんつった!?』

琉｢だから、器の小さi…｣

美｢琉華、ちゃんと用件を言いなさい｣

琉｢…はぃ｣