それから何度も同じ道を行ったりしてるといつの間にか海斗とはぐれていた

まぁ海斗なら大丈夫だろう、と思いそのまま放置


その後、俺は自分が欲しいと思うものをやっと見つけ、来た道を引き返したのであった



――五分後、俺は美由紀達が待っている目的地に向かうと、既に海斗が居ることに気が付いた

すると、海斗が俺を見るなり近付いてきた


海「何処に行ってた!探したんだぞ!」

『何処って…俺はずっとあの辺見てまわってたんだけど…』

海「ったく、心配かけやがって…」

『つか、はぐれたのそっちだろーが』

海「はぁ!?俺は!…俺は………」

『何だよ』


海「……ーっ//
な、何でもねぇ!」

『はぁ?』


何で海斗が顔赤くしてるのか、俺には理由[ワケ]が分からない

すると近くに居た美由紀達がクスクスと笑い出した


美「まぁまぁ、あんまり海斗君を責めないであげて!」

琉「そうそうっ」

『………』



……理解不能だ